会員経営技術交流の窓
生産者の皆様へ
野菜の経営・技術等への情報提供・質問等は下記のメールアドレスにメールをお送り下さい。お待ちしております。これらの情報につきましては事務局で適宜ホームページに開示していきます。メールアドレス:yasai@zenyaken.com●<20220207>
農研機構知的財産部から、同機構が育成した登録品種の利用に関するお知らせ
当機構では、シャインマスカットに代表されるように、長年蓄積した高度な知見に基づいて優良な品種を開発し、普及、利用促進を行っていますが、昨今ではその優良性ゆえ登録品種が海外に流出する事例が発生しております。
農業者の方に当機構の品種の価値を最大限享受していただくためには、このような海外流出の防止に的確に対応できる体制づくりが必要であると考え、種苗法改正の趣旨を踏まえ、昨年8月末(果樹は11月)に当機構が育成した登録品種の自家用の栽培向け増殖に係る許諾方針を公表いたしました。
許諾手続きが必要な品種(カンショ、イチゴ、バレイショ、茶、果樹)の申請については、これまでの各地における説明会や広報資料において、令和4年2月に申請手続きの受付を開始する旨をお伝えしてまいりましたが、この度、2月7日から、以下の農研機構HPにおいて申請受付を開始いたしました。
https://www.naro.go.jp/collab/breed/permission/index.html
令和4年4月以降に、当機構の登録品種(上記品目)の収穫物の一部を自分の種苗として使う場合(改正前の種苗法で自家増殖とされている行為)や、登録品種の種イモや親株、苗木から採ったツル苗や穂木等を種苗として利用する場合(従前から許諾が必要な行為)は、事前に上記ウェブサイトから許諾申請手続きをしていただく必要があります。
ご不明な点などありましたら、下記の問い合わせ先までご連絡いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 知的財産部
問い合わせ先
農研機構HPメールフォームからお問い合わせをお願い致します。
URL: https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/research
担当: 農研機構 知的財産部 育成者権管理
●<20200915>
環境省と農林水産省は、授粉に利用されている特定外来生物のセイヨウオオマルハナバチの総出荷量を2020年までに半減し、その代替種として在来種マルハナバチの利用を促進する「利用方針」を2017年4月に策定し、転換をすすめています。
両省によると、マルハナバチ普及会の協力で取りまとめた2019年までのセイヨウオオマルハナバチと在来種クロマルハナバチの出荷量は、クロマルハナバチの出荷は着実に増加、セイヨウオオマルハナバチは若干減少し、出荷量の差は縮まっているものの、各都府県における在来種への転換の進捗には大きな差がある状況です。
また、本州・四国・九州地域におけるセイヨウオオマルハナバチの飼養許可の基準は、2019年9月に次のように変更されました。
@既存の許可の更新や引き継ぎ以外で許可はされず、新たな利用は認められません。
A巣箱の数を増やすには許可更新時に理由書と在来種への転換計画書の添付が必要です。
B2022年4月からは巣箱の数の増加が認められなくなります。
将来的には、セイヨウオオマルハナバチ許可の範囲がさらに限定される可能性がありますので、全野研会員の皆様には在来種クロマルハナバチへの転換にご協力くださいますよう、お願いします。
<クロマルハナバチの利用に関するパンフレット(2019年6月版)PDF 約2.6MB>
<セイヨウマルハナバチの許可基準変更のパンフレット(同)PDF 約2.3MB>
●<20200430>
経済産業省 中小企業庁から、新型コロナウイルスの感染症により影響を受ける中小企業・小規模事業者等への各種支援制度のお知らせ。
<こちらをご覧下さい(PDF) 約1.9MB>(令和2年4月30日12時現在版。一部、令和2年度補正予算成立を前提にした内容を含みます)
また、新型コロナウイルスの感染症関連支援策の情報
・持続化給付金(感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える、給付金)について。
<持続化給付金、こちらをご覧下さい>
・雇用調整助成金の更なる拡充について(予定内容)。
<雇用調整助成金、こちらをご覧下さい>
●<20200215>
2月、3月以降、花粉交配用みつばちはイチゴでの利用のほか、メロンやスイカ等での利用も重なる時期になります。農林水産省が、みつばちを大事に有効に使用するためのリーフレットとチェックシートを作成しましたのでご活用下さい。
<こちらをご覧下さい(PDF)>
●<20190814>
農林水産省では、農業用ハウス強靱化緊急対策事業の追加要望調査を実施しています。〆切(都道府県→地方農政局)は、8月26日です。
パンフレットは、<こちらをご覧下さい(PDF)>
この事業は、平成30年12月14日に閣議決定された「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に基づき、農業用ハウスの災害被害を未然に防止するため、都道府県が被害防止計画を策定した上で実施する農業用ハウスの補強や防風ネットの設置等を支援するものです。
詳しい内容は、同事業のHPをご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/sisetsu/saigaitaisaku.html
●<20190810>
これまで開催したトマト・キュウリ サミットで、視察研修を2回実施した、千葉大学 柏の葉キャンパス、NPO法人植物工場研究会が、キュウリの栽培作物別研修会を9月26〜27日の2日間行います。共催・日本施設園芸協会。
植物工場でキュウリの生産を行うための基本の技術や背景となる理論、植物の特性を理解し、栽培管理に応用できる人材を育成を目的にした内容です。
基本技術の講師を、千葉大学大学院園芸学研究科の丸尾達教授、塚越覚准教授、農研機構野菜花き研究部門の安東赫上席研究員が担当するほか、生産現場からの講師として、三菱ケミカルアグリドリーム顧問の稲山光男氏、徳島県南部総合県民局の原田正剛氏、北部九州胡瓜研究会会長の山口仁司氏を招きます。
募集は30名程、9月20日(金)まで、先着順。費用は一般が4万円、植物工場研究会会員が3万2千円、消費税・教材費等込。
詳しい内容は、<こちらをご覧下さい(PDF)>。
●<20190705><20190726,0814更新>
農林水産省から。
国内で初めて発生が確認されたツマジロクサヨトウについて、
同虫と疑われる虫を発見した場合の植物防疫所への連絡のお願い
農林水産省より、2019年7月5日に下記の連絡がありました。
2019年6月27日、鹿児島県から、南九州市の飼料用とうもろこしほ場において、疑わしい虫を発見したとの連絡があり、植物防疫所で遺伝子解析による同定を行ったところ、7月3日、我が国未発生のツマジロクサヨトウであることが確認されました。
●ツマジロクサヨトウとは、こちら(PDF)
●ツマジロクサヨトウの防除にかかる農薬リストは、
こちら(PDF) <20190814に内容更新しました>
ツマジロクサヨトウは、極めて広食性なヤガ科の害虫であり、サトウキビ、トウモロコシ、イネ、豆類、いも類、野菜類等、80種類以上の作物に被害を与えることが知られています。
これまで、南北アフリカ大陸で広く発生していることが確認されていましたが、2016年にアフリカ大陸で発生が確認された後、2018年までにアフリカ中南部のほぼ全域に分布が拡大し、2018年にはインド、スリランカ、バングラデシュ等の南アジア、2019年には中国でも発生が確認されました。
農林水産省では、本虫に対する迅速かつ的確な防除を実施するため、7月5日付で、各都道府県に通知を行いました。
国内で初めて発生が確認されたツマジロクサヨトウについて、本虫の防除及び本虫と疑われる虫を発見した場合、植物防疫所への連絡をお願いいたします。
※最寄りの植物防疫所はこちらからお探しいただけます。
http://www.maff.go.jp/pps/j/map/